シャルケ戦で胸を打った長友佑都【写真:Getty Images】
トルコ1部のガラタサライに所属する日本代表DF長友佑都は、昨年10月に肺気胸による離脱を強いられた際のことを振り返った。トルコ紙『サバ』が28日付でインタビューを伝えている。
長友は昨年10月24日に行われたチャンピオンズリーグのシャルケ戦で相手のクロスをブロックした際に胸を強く打ち、ピッチ上に倒れ込んだ。肺気胸と診断されて入院され、約1ヶ月戦列を離れることになった。
「肺気胸になりましたが、最初は深刻なものだとは分かっていませんでした」と長友。クラブドクターのイェネル・インジェ氏による適切な判断がなければ生命の危険もあったと説明している。
「試合後はすぐに帰宅しようと考えていたほどでした。しかしイェネルに強く止められ、病院へ行かされて、そこで状況の深刻さが明らかになりました。ドクターに命を救われました」と長友は語った。
インテルからガラタサライに加入して以来、長友はトルコリーグで2年連続の優勝に貢献してきた。「今季の目標も当然リーグ優勝ということになります。欧州ではチャンピオンズリーグのグループ突破が一番の目標です。相手がどこであれ、今回はグループを突破したいと思います」と新シーズンに向けた抱負を口にしている。
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