レアル・マドリーの久保建英とバルセロナの安部裕葵【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに加入した久保建英とバルセロナに加入した安部裕葵の2人の日本人選手に対しては、スペインメディアでも注目が集まっている。スペイン紙『アス』電子版は28日付で両選手を取り上げた記事を掲載した。
久保は6月に18歳の誕生日を迎えたあとFC東京からマドリーへの移籍が決定。それから約1ヶ月後、バルサも20歳の安部を鹿島アントラーズから獲得したことを発表し、スペインを代表する2大名門クラブに日本人選手が所属することになった。
両者ともそれぞれのクラブのBチームでプレーを開始することが見込まれているが、久保はトップチームの北米遠征に帯同し、プレシーズンのインターナショナル・チャンピオンズカップでデビューを飾った。安部もバルサの日本遠征に帯同したものの、負傷により試合に出場することはできなかった。
『アス』は「今注目の日本人選手」として久保と安部をピックアップ。両者が日本代表でともにプレーしたことや、Jリーグで対戦していたことなども説明している。
久保と安部には、マドリーとバルサそれぞれのトップチームに在籍する初の日本人選手となることが期待される。「両者の目標は、できるだけ早くトップチームに定着する目標を見失わないようにしつつ、それぞれのBチームでリーダーとなれるようにすることだ」とスペイン紙は述べている。
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