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スペイン紙、ジダンに久保建英ら若手の積極起用求める。「チームの再活性化に」

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英
レアル・マドリーの久保建英【写真:Getty Images】

 スペイン『マルカ』紙は、レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督に対し、アメリカ遠征でMF久保建英とFWロドリゴ・ゴエスにもっと出場機会を与えるべきだったと主張している。

 プレシーズンツアーでアメリカを訪れたマドリーはインターナショナル・チャンピオンズカップに出場。バイエルン・ミュンヘンとの初戦に1-3で敗れたあと、アーセナルには2-2からPK戦で勝利を収めたが、最後はアトレティコ・マドリーとのダービーマッチに3-7という衝撃的なスコアで敗北を喫した。

 PK戦を別とすれば1分け2敗、しかもライバル相手に歴史的大敗という成績では、全体的に不満の残るツアーになったと言わざるを得ない。『マルカ』はツアーを総括し、ジダン監督の「5つのミス」を指摘している。

 そのひとつとして挙げられたのは「若手をあまり重視しなかったこと」。バイエルン戦の後半にロドリゴと久保が見せたパフォーマンスは「この試合で最も際立っていた」が、続くアーセナル戦で両者に全くプレー時間を与えなかったことには疑問が残ると述べている。

 外国人枠の問題はあるとしても、「彼らの若さはハングリーさの欠如という明らかな症状を示しているチームを再活性化させられるかもしれない」とスペイン紙は久保を含む若手選手のさらなる積極起用を求めている。

【了】

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