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長友佑都、高校野球起用法問題で張本勲氏に反論。「監督は選手守った英断」

text by 編集部 photo by Getty Images

長友佑都
長友佑都【写真:Getty Images】

 トルコ1部のガラタサライに所属する日本代表DF長友佑都は、高校野球での過密日程や選手起用を巡る問題についてツイッターの公式アカウントで持論を述べた。

 先日行われた高校野球の岩手県大会決勝で、大船渡高校は肘に違和感を抱えていた「令和の怪物」こと佐々木朗希投手を登板させず。チームは敗れて甲子園出場を逃す結果に終わった。

 この一件について、球界のご意見番である張本勲氏が「ケガをするのはスポーツ選手の宿命。痛くても投げさせるくらいの監督じゃないとダメ」「苦境に立たせることが本人のプラスになる」とコメントしたという記事に長友は反応。「この記事が真実だとしたら非常に残念」と述べている。

「苦境に立たせて大怪我をしたらマイナスでしかない。野球で生きていく選手なら尚更。監督は批判覚悟で選手の将来を守った英断。何度も言うが日程を選手ファーストで考えてほしい」と長友は続けた。

 スポーツの違いやプロと高校の違いはあれど、過密日程や無理な起用が選手の負傷に繋がる問題はサッカーでもたびたび取りざたされる。精神論に依らない選手第一の意識を長友は求めている。

【了】

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