フランクフルトの長谷部誠と鎌田大地【写真:Getty Images】
ドイツ1部のフランクフルトは、同クラブに所属する長谷部誠のインタビューを28日付で公式ウェブサイトに掲載した。チームメートである鎌田大地と再会した印象についてもコメントしている。
鎌田は2017年夏にフランクフルトに加入して長谷部とチームメートになったが、1年目は公式戦わずか4試合の出場。だが昨季はベルギー1部のシント=トロイデンにレンタルされると、公式戦16ゴールを挙げるなど目覚ましい活躍をみせた。
レンタルを終えてフランクフルトに戻った鎌田について、「向こう(ベルギー)で大きく成長できたのが分かりました」と長谷部。「より強い自信をつけて戻ってきました。彼だと分からなかったくらいです。今季は何ができるか見せられると思います」と期待を述べている。
だが鎌田は、セリエAのジェノアへの移籍が秒読み段階に入っているとイタリアなどのメディアで報じられている。2019/20シーズンを長谷部とともに戦うことはないかもしれない。
長谷部自身は、今年1月で35歳となり“大ベテラン”の域に入ったが、昨季はリベロとして新境地を切り開きチームの好成績に大きく貢献した。「公式戦44試合も戦えたことに少し驚きました」と振り返りつつ、「今でもフィットしています」と新シーズンに自信をのぞかせている。
「35歳でも高いレベルでプレーしていたナウドという例も見ています」と長谷部はヴォルフスブルクでチームメートだったこともある元ブラジル代表DFにも言及。「年齢の高い選手は自分の体により気を遣う必要がありますが、謙虚さを持ち続けて日々全力を尽くしていきます」と意気込みを示した。
【了】