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川崎F、大分との上位対決に3-1勝利。リーグ15試合負けなしで首位FC東京に迫る

text by 編集部 photo by Getty Images

川崎フロンターレ
川崎フロンターレ【写真:Getty Images】

【川崎フロンターレ 3-1 大分トリニータ J1第20節】

 明治安田生命J1リーグ第20節の川崎フロンターレ対大分トリニータ戦が27日に行われ、ホームの川崎Fが3-1で勝利を収めた。

 第20節の他の試合より1週間遅れての開催。2試合未消化ながらも4位に位置する川崎Fとしては、首位FC東京との実質的な勝ち点差を大きく縮めるチャンスだった。だが5位の大分もこの試合に勝てば優勝争いへの浮上に望みを繋ぐことができる。

 前半は川崎Fがチャンスの数で上回る展開。10分には小林悠のシュートが右ポストを直撃し、前半アディショナルタイムにも中村憲剛の直接FKがクロスバーを叩くなどの決定機もあったが、ゴールを奪えず前半を折り返した。

 スコアは後半から動き出す。まずは51分、持ち味のパスワークで中央から崩した川崎Fは、下田北斗のラストパスをゴール前で受けた齋藤学が右足で流し込んで先制点を奪う。

 だが大分もその3分後、すぐさま同点に。交代で入った藤本憲明が長谷川雄志からのロングボールを受けて裏へ抜け出し、ゴールライン際からマイナスへ折り返したボールを最後はオナイウ阿道がゴール左隅へ蹴り込んだ。

 61分には相手陣内でボールを奪った中村が小林と2人でカウンターを繰り出す。スルーパスを受けた小林が鋭い切り返しから左足シュートを決めて川崎Fが再び勝ち越しに成功。

 さらに85分、GKチョン・ソンリョンの自陣からの長いFKを前線で収めたレアンドロ・ダミアンがエリア手前に横パスを送り、阿部浩之が狙いすました右足シュートをゴール右隅へ。3-1の勝利を収めた川崎Fがリーグ戦15試合連続負けなしとし、1試合未消化でFC東京との差を4ポイントとしている。

【得点者】
51分 1-0 齋藤学(川崎F)
54分 1-1 オナイウ阿道(大分)
61分 2-1 小林悠(川崎F)
85分 3-1 阿部浩之(川崎F)

【了】

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