北川航也【写真:Getty Images】
オーストリア1部のレッドブル・ザルツブルクに所属する日本代表FW南野拓実は、同リーグのラピド・ウィーンへの加入が見込まれるFW北川航也の能力を称賛している。オーストリア『spox』などがコメントを伝えた。
ザルツブルクは現地時間26日に行われた2019/20シーズン開幕戦でラピドと対戦。南野とMF奥川雅也の得点によりアウェイで2-0の勝利を収め、連覇継続に向けて順調なスタートを切った。
その対戦相手だったラピドには、清水エスパルスに所属する北川の加入が予想されている。清水は27日に、具体的なクラブ名は避けつつ、北川が欧州移籍に向けたメディカルチェックのため渡欧することを発表した。
ラピドとの試合後に北川についてコメントを求められた南野は、「スピードがあり、ボールに強く、強烈なシュート技術がある」とアジアカップを共に戦った日本代表のチームメートを称賛。「ラピドの力になれると確信できます」と成功への見通しを述べた。
一方で自身の経験から、欧州に挑戦する難しさにも言及。「僕にとっては言葉が最大の問題でした。2年目までは通訳がいないとどうすることもできません。監督やチームメートの言うことを理解できなければならないので」と振り返った。
北川がメディカルチェックのため向かう目的地がラピドであるかどうかは明らかにされていない。ラピドのマネジングディレクターであるゾラン・バリシッチ氏は「予測は言わない」とコメントし、正式決定まで明言を避ける姿勢を示している。
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