楽天の三木谷浩史氏【写真:Getty Images】
J1のヴィッセル神戸は27日、スペインのFCバルセロナとの間でクラブ間の連携が合意に達したとして発表を行った。連携の契約期間は1年間となる。
この合意により、神戸とバルサはクラブ間の人材交流や、アカデミー選手の相互派遣などの事業を行うとのこと。またスカウティングのノウハウ共有、スカウティングデータベースの相互アクセスを通して有望選手の発掘に協力するほか、パートナーシップを通して両クラブのブランド力向上も図る。
神戸の親会社である楽天が2017/18シーズンにバルサのメイングローバルパートナーとなって以来、元バルサのアンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャ、セルジ・サンペールが神戸に加入するなど、両クラブは間接的な形で結びつきを強めていた。正式な連携合意という形が取られることで、今後はさらなる関係の強化が見込まれることになりそうだ。
合意発表に先立ち、昨季までバルサに所属していたベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンが神戸に加入したことも発表された。また、両チームは18時より神戸で開催されるRakuten Cupの試合で対戦する。
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