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未完の大器、元英代表DFが31歳で現役引退。負傷に苦しみ続けて決断

text by 編集部 photo by Getty Images

マイカ・リチャーズ
マンC時代のマイカ・リチャーズ【写真:Getty Images】

 元イングランド代表のDFマイカ・リチャーズが現役引退を表明した。マンチェスター・シティは26日に公式サイトを通じて発表している。

 シティの下部組織で育ったリチャーズは、2005年に17歳でトップチームデビューを飾ると、翌年にはイングランド代表に呼ばれ、将来を嘱望されていた。しかし、近年は度重なるひざの負傷に苦しみ、2016年10月以降はピッチに立つことができていない。

 そのため、2018/19シーズンをもってアストン・ビラとの契約が満了となり、31歳の若さで現役生活に幕を下ろすことになった。

 リチャーズはシティの公式サイトで、「シティを出てから、ケガとの闘いが続いた。理想的な終わりではないけど、自分が達したところを幸せに思えるものだった。僕はプレミアリーグとFAカップで優勝し、イングランド代表になり、イギリス代表としてオリンピックにも出られたんだ」とコメント。自身のキャリアを「誇りに思う」と述べている。

 今後はシティでプロモーションなどの仕事を担当する予定とのことだ。

【了】

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