久保建英【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーに所属する日本代表FW久保建英がトップチームへの生き残りを懸けてU-20ブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスと争うことになりそうだ。スペイン『アス』などが現地時間の25日に報じた。
レアルは24日、23日に米国で行われたインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のアーセナル戦で負傷したMFマルコ・アセンシオの診断結果について、左膝の前十字靭帯断裂および外側半月板の損傷と発表した。
また、右ウィングを主戦場とするウェールズ代表FWガレス・ベイルはレアル退団が決定的。そのため、久保に右ウィングのポジションを獲得するチャンスがあるという。だが、レアルではEU圏外枠がすでに埋まっており、DFディエゴ・ミリトン、FWヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴで埋まると見られている。
同メディアは「アセンシオの負傷で久保とロドリゴに扉が開かれた」という見出しで、左ウィングで主に起用されるロドリゴに対して左利きの久保が右サイドのウィングに入るのが自然であると伝えている。だが、ジネディーヌ・ジダン監督はロドリゴを右ウィングで起用する考えもあるようだ。
そのため、このプレシーズンツアーでジダン監督へのアピールに成功した方が、EU圏外枠の最後の1つを獲得することになりそうだ。果たして、久保はロドリゴとのトップチーム争いを制することができるのだろうか。
レアルは現地時間の26日にICCでアトレティコ・マドリーと対戦することになっている。久保とロドリゴのプレーに注目が集まる。
【了】