フィンセント・ヤンセン【写真:Getty Images】
トッテナムは23日、同クラブに所属していたオランダ代表FWフィンセント・ヤンセンがメキシコのモンテレイへ完全移籍することが合意に達したとして発表を行った。
現在25歳のヤンセンは2015年に加入したAZでエールディビジ(オランダ1部)デビューを飾ると、34試合に出場して27ゴールを挙げる活躍。得点王に輝くとともにリーグ最優秀選手にあたるヨハン・クライフ・トロフィーも受賞した。
だがその翌年に移籍したトッテナムでは、1年目にプレミアリーグ27試合に出場してわずか2得点と振るわず。2017/18シーズンにトルコのフェネルバフチェにレンタルされたあと、トッテナムに戻った昨季は夏に手術を受けたことも影響して出場機会を得られず、シーズン終盤になってようやく3試合に交代出場したのみだった。
モンテレイの支払う移籍金は英『スカイ・スポーツ』によれば800万ポンド(約10億8000万円)。2016年にAZから獲得した際に支払ったとされる1700万ポンド(約22億9000万円)の半分以下となる。
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