アーセナルのロラン・コシエルニー【写真:Getty Images】
フランス1部のレンヌはアーセナルの元フランス代表DFロラン・コシエルニーの獲得に向けて個人合意に達したとも報じられたが、オリビエ・レタン会長は合意を否定した。仏紙『フィガロ』など複数メディアが伝えている。
昨季からアーセナルの主将も務める33歳のコシエルニーだが、今夏のプレシーズンキャンプへの帯同を拒否してクラブと衝突。移籍を希望しているとみられ、母国フランスの複数クラブからの関心が噂されていた。
その中からレンヌが優位に立ち、コシエルニーと個人合意に達したとの報道もあった。だがレタン会長は「我々もその話を君たちと同じように(メディアで)知った」と合意を否定している。
「コシエルニーに退団の可能性があると聞いた時、アーセナルに本当かどうか確認をとったのは事実だ。だが6月半ばに返事があり、アーセナルは彼との契約延長を望んでいるとのことだった。それ以来連絡は取っていない」と会長はレンヌの状況について説明した。
コシエルニーに対しては他にボルドーからの関心も噂される。ボルドーのパウロ・ソウザ監督は、コシエルニーを「どのチームも欲しいような選手」と称賛しつつ、同選手を含めたセンターバックの新戦力候補と交渉を行っていることを示唆している。
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