アンディ・キャロル【写真:Getty Images】
プレミアリーグのニューカッスルは、ウェスト・ハムを退団して現在フリーとなっている元イングランド代表FWアンディ・キャロルを再獲得することも検討しているという。英紙『デイリー・メール』などが伝えた。
キャロルは2007年にニューカッスル下部組織からクラブ史上最年少でトップチームデビュー。2011年1月には、チェルシーへ移籍したフェルナンド・トーレスの後釜となる形でリバプールへ移籍した。移籍金3500万ポンド(約47億円)は当時の英国人選手史上最高となる金額だった。
その後、キャロルはレンタルを経て完全移籍したウェスト・ハムで通算7年間プレー。2018/19シーズンを終えたあと退団し、次の移籍先は決まっていない状況だが、古巣ニューカッスルへの復帰の可能性が浮上しているようだ。
ニューカッスルは昨季の得点数チーム1位と2位だったアジョセ・ペレスとサロモン・ロンドンがともに退団。20日に上海で行われたウェスト・ハム戦では武藤嘉紀が決勝ゴールを挙げたがFW不足は明らかであり、補強が急務となっている。ホッフェンハイムのブラジル人FWジョエリントンの獲得を目指しているとも報じられている。
足首の負傷で4月に手術を受けたキャロルは、退団したウェスト・ハムの練習場使用を許可されトレーニングを積んでいるとのことだが、復帰にはまだ月単位の時間が必要とみられている。ニューカッスルに再加入したとしても、プレーできるのはもう少し先となりそうだ。
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