レアル・マドリーの久保建英【写真:Getty Images】
インターナショナル・チャンピオンズカップのレアル・マドリー対バイエルン・ミュンヘン戦が現地時間20日に行われ、バイエルンが3-1で勝利を収めた。スペイン紙『マルカ』が試合後のMF久保建英のコメントを伝えている。
久保は後半開始からの交代で投入され、マドリーでの実戦デビューを飾った。得点や勝利には繋がらなかったとはいえ、随所に見せた質の高いプレーはスペインメディアでも高く評価されている。
久保は自身に対してファンやメディアから大きな注目が集まっていることを認識しつつ、プレーに集中する姿勢を示した。「いつも最大限にチームを助けたいと考えています。日本で起きていることは知っています。僕に大きな注目が集まっていますが、あまり良いことだとは思ってはいません。ピッチ上のことを考えています」とコメントしている。
ジネディーヌ・ジダン監督からは「プレスをかけること、速くプレーすること、ワンタッチやツータッチでプレーすること」を要求されたという。この日は左インサイドハーフに入ったが、「どこで起用されても構いません。プレーできるなら何も要求するつもりはありません」とポジションについての考えを述べた。
退団に向けて他クラブと交渉を行っていることをジダン監督が認めたFWガレス・ベイルについて質問を受けると、「何が起きているかは知らないですし、僕は何も言う立場ではありません。僕に分かるのはベイルは素晴らしい選手だということだけです」と久保は“模範解答”を返している。
【了】