冨安健洋【写真:Getty Images】
ボローニャにとって、DF冨安健洋は良いサプライズになっているようだ。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』は19日、日本代表DFの加入で1人の選手が移籍に向かっていると伝えた。
冨安の加入で立場が難しくなっているのは、アルトゥーロ・カラブレージ。同紙は「カラブレージの残留は難しくなった」と記している。「日本人選手は守備の3つの役割をこなせるジョーカー。トミは右サイドバックもでき、カラブレージとかぶる」と指摘した。
カラブレージはU-21イタリア代表経験もある現在23歳の若手。昨季はフィリッポ・インザーギ監督体制でコンスタントに起用されたが、シニシャ・ミハイロビッチ監督就任後は出番を減らしていた。それでもシーズン18試合に出場し、さらなる飛躍が期待されているところだ。
【了】