「ラツィオ戦、フィオレンティーナ戦では90分団結を見せた試合だった」
ACミランのクラレンス・セードルフ監督が29日のキエーボ戦に向けた公式会見に出席。記者とのやりとりを紹介する。
――先日の公式戦6試合ぶりの勝利となったフィオレンティーナ戦での勝利を振り返って、勝因はどこにあったと思いますか?
「フィオレンティーナ戦だけではなく、パルマ戦も(退場者を出し)10人で攻めた特別な試合だった。チームはすごく懸命に闘っていた。11人ピッチ上にいたらもっとポジティブな試合になっていたと思う。ラツィオ戦、フィオレンティーナ戦では90分団結を見せた試合だった。勝った試合だけではなく、ラツィオ戦でも強い個性をみせて、団結していた」
――キエーボのFWパロスキ(ミランから期限付き移籍中)についてどう見ていますか?
「ポジティブで寛大な青年だ。成長したことだろう。いいプレーをしている。私はイタリアに来たばかりなので、キエーボの試合は少ししか見ていないが」
――キエーボ戦の展望は?
「試合毎に違うストーリーがある。相手によって違う事象が起こる。攻撃でも守備でも要求は変わらない。ターラブはポーリのポジションに入った。それで違う形のゲームになった。攻守よりチームはコンパクトにひとつになった」
――選手に自信が戻ったのでしょうか?
「選手たちに確信を持たせたかった。フィレンツェでの試合は結果以外にも自信を持たせた。相手よりも何か違いを見せなければならなかった。土曜日の試合では持続性を持たせられるかの勝負。自分たちはやれるんだ、という確信を持たせるためにも重要なことだ」