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柴崎岳、異例の“昇格時のみ移籍金支払い”。金額は約2億4000万円か

text by 編集部 photo by Getty Images

柴崎岳
柴崎岳【写真:Getty Images】

 スペイン1部のヘタフェに所属していた日本代表MF柴崎岳は、同2部のデポルティボへ完全移籍することが14日に発表された。デポルティボとの契約期間は4年間となる。

 デポルティボの発表によれば、「移籍金は2019/20シーズン終了後に昇格した場合のみ支払わなければならない」とのことだ。昇格を条件として移籍金にボーナスが追加される形などではなく、チームが昇格できなければ移籍金自体が発生しないというのは珍しいケースだと言える。

 昇格した場合にヘタフェに支払われる金額は公表されていない。スペイン紙『マルカ』などは200万ユーロ(約2億4300万円)前後と伝えている。

 1990年代末から2000年代初頭にかけては1部上位を争う強豪クラブだったデポルティボだが、近年は低迷。2014年に1部復帰を果たしたあと、3年間は辛うじて残留を果たしたが、2017/18シーズンには18位となって2部に降格した。

 昨季は2部のレギュラーシーズンを6位で終了。昇格を懸けたプレーオフでは3位のマラガを下して決勝に進み、5位マジョルカとの1stレグに2-0で勝利を収めたが、2ndレグで0-3の敗戦を喫してあと一歩で1部復帰を逃した。

【了】

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