本田圭佑【写真:Getty Images】
オーストラリアのメルボルン・ビクトリーを退団してフリーとなっている元日本代表の本田圭佑は、古巣であるオランダ1部のVVVフェンロの練習に参加することになった。13日に所属事務所が発表している。
本田は5月にオーストラリアでのシーズンを終えたあと、契約を延長せず退団。その後の去就は現時点で決定していない。所属事務所によれば、5月末から個人練習を毎日欠かさず続けてきたという。
VVVフェンロへの練習参加は「クラブ側の希望とチーム練習を望む本田圭佑との思いが合致し決定しました」とのこと。「これからチーム練習を積み上げることにより、移籍決定時に即座にパフォーマンスが発揮できるよう実践感覚や体力を高めていく計画です」と述べられている。
VVVフェンロは本田が2007年に海外でのキャリアをスタートさせたクラブ。加入初年度にチームはオランダ2部へ降格したが、2008/09シーズンの2部リーグで本田はリーグ年間MVPに選ばれる活躍を見せ、チームを1部復帰へ導いた。翌年のシーズン前半戦に1部でも好パフォーマンスを見せたあと、ロシアの強豪CSKAモスクワへと移籍した。
13日には自身の公式ツイッターアカウントで「死ぬまで挑戦し続けます!」と自身の現状についてメッセージを発信した本田。プレー再開に向け、かつて慣れ親しんだ地で次の一歩を踏み出す。
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