冨安健洋【写真:Getty Images】
ベルギー1部のシント=トロイデンVVからセリエAのボローニャに移籍することが発表された20歳の日本代表DF冨安健洋。移籍先であるボローニャは、かつて中田英寿氏がプレーしたクラブとして知られている。この機会に、一度ボローニャを振り返ってみよう。
ボローニャはイタリアのエミリア=ロマーニャ州ボローニャを本拠地とするサッカークラブで1909年に創設された。歴代選手の中で有名な人物と言えば、中田英寿氏の他にロベルト・マンチーニ氏、ロベルト・バッジョ氏などがいる。アルベルト・ザッケローニ氏やフィリッポ・インザーギ氏などがチームを率いた経験があり、現在はシニシャ・ミハイロヴィチ監督が指揮官を務めている。
セリエA優勝は7回、イタリア杯(コッパ・イタリア)制覇は2回あるが、いずれも最後にタイトルを獲得したのは40年以上も前。つまり、古豪と言われている。ただ、近年は少しずつ力をつけてきており、今季はセリエAで10位に終わっていた。コッパ・イタリアではベスト16入りを果たしている。果たして、冨安はボローニャでどのような活躍を見せるのだろうか。
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