浅野拓磨【写真:Getty Images】
アーセナルに所属する日本代表FW浅野拓磨に対し、トルコ1部のベシクタシュが獲得への関心を示しているという。トルコ『duhuliye』が6日付で伝えている。
浅野は2016年夏にサンフレッチェ広島からアーセナルへ完全移籍。だがアーセナルでプレーすることはなく、レンタルの形で最初の2年間はシュトゥットガルト、昨季1年間はハノーファーでプレーしていた。
昨季の終盤戦には、完全移籍での獲得義務が発生する出場試合数を満たすことをハノーファーが希望せず、出場の可能性を絶たれるという悔しい状況も味わった。レンタル満了によりアーセナルに戻る形となるが、今後の去就は定まっていない。
その浅野に、トルコの強豪ベシクタシュが関心を示していると報じられている。昨季後半戦にはMF香川真司がボルシア・ドルトムントからのレンタルで在籍していたクラブでもある。
ハノーファーとアーセナルとの間で完全移籍の場合に設定されていた移籍金は350万ユーロ(約4億2600万円)前後と報じられていた。ベシクタシュは最大でも100万ユーロ(約1億2200万円)で交渉をまとめたいと考えているという。
ベシクタシュは香川の再獲得も希望していると報じられている。先日香川が浅野および井手口陽介と「ジャガーポーズ」で撮影した写真を公開した際には、トルコメディアによりベシクタシュのシンボルである「ワシのポーズ」と解釈され、香川がベシクタシュ再加入を示唆したと捉えられたこともあった。
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