アヤックスのマタイス・デリフト【写真:Getty Images】
ユベントスへの移籍に近づいていると報じられているアヤックスのオランダ代表DFマタイス・デリフトだが、バルセロナへの移籍の可能性が再燃するとの見方もある。スペイン紙『マルカ』が伝えた。
ユーベはデリフト本人との間で、年俸1200万ユーロ(約14億6000万円)+ボーナスでの5年契約の個人合意に達しているという。現在はアヤックスとの間でクラブ間交渉が行われているとみられている。
イタリアでの報道によれば、ユーベがアヤックスに対して提示した最初のオファーは移籍金5500万ユーロ+ボーナス1000万ユーロの合計6500万ユーロ(約79億円)。これに対してアヤックス側は7500万ユーロ(約91億2000万円)を要求しており、現時点では合意に達していないようだ。
ユーベがデリフト本人と合意した上でアヤックスとの交渉を開始したのに対し、バルサは以前にまずアヤックスとの交渉を行っていたという。提示していた移籍金は固定額7500万ユーロ+ボーナスであり、アヤックスの要求以上の条件だったとされている。
スペイン紙によれば、アヤックスは要求額を引き下げるつもりはないという姿勢をみせているとのこと。ユーベが提示額をそこまで引き上げられなければ、バルサにも再びチャンスが生まれるのではないかとの見方が伝えられている。
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