マウロ・イカルディ【写真:Getty Images】
インテルに所属する26歳のFWマウロ・イカルディを獲得するため、ユベントスが交渉に乗り出したようだ。3日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
来季からインテルを率いるアントニオ・コンテ監督はイカルディを戦力として考えておらず、夏に売却される見込みとなっている。それによって獲得した移籍金はマンチェスター・ユナイテッドに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクを補強する資金に当てる見込み。すでに3度、ルカク獲得に向けてオファーを提示したが全て拒否された。買い取りオプション付きのレンタル移籍を打診したが、ユナイテッドは多くの移籍金を求めている。必要な移籍金は7000万ユーロ(約85億1000万円)だ。
インテルはイカルディの売却を急いでいるが、同選手はユベントス以外のクラブに移籍することを拒否している。そんな中、ユベントスがイカルディ獲得に前向きな姿勢を見せているとのこと。格安で獲得できるのが理由の一つだ。昨年時点で1億1000万ユーロ(約134億円)の移籍金が必要だったイカルディだが、現在は半額の6000万ユーロ(約73億円)で獲得できるとされる。インテルはルカク獲得に向けて資金が必要だが、急ぎすぎると足元を見られるかもしれない。
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