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ドイツ・フランス主要クラブシーズン査定。世代交代には成功? CLでは振るわず【編集部フォーカス】

ロシアワールドカップ後に開幕した2018/19シーズンが終了。ドイツ・ブンデスリーガではバイエルン・ミュンヘンが7連覇を果たし、フランス・リーグアンではパリ・サンジェルマンが直近7年で6度目の優勝を果たした。両リーグの主要クラブの今季はどうだったのか、振り返っていく。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

バイエルン・ミュンヘン

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ブンデスリーガ7連覇を達成したバイエルン・ミュンヘン【写真:Getty Images】

全体評価:B
リーグ戦成績:優勝 勝ち点78(24勝4敗6分)
UEFAチャンピオンズリーグ成績:ベスト16

 フランクフルトの指揮官だったニコ・コバチを監督に据えたバイエルン・ミュンヘン。序盤は選手起用に試行錯誤したものの、第21節以降は11勝3分で首位を走るボルシア・ドルトムントの背中を捉え、ブンデスリーガ7連覇を達成した。

 今季は30代に差し掛かったマッツ・フンメルスとジェローム・ボアテングの両CBが低調なパフォーマンスに終始。アリエン・ロッベンとフランク・リベリーも度重なる怪我による離脱を余儀なくされる中、昨季加入したDFニクラス・ズーレ、今季加入したMFレオン・ゴレツカ、FWセルジュ・ニャブリといった20代前半の選手たちがその穴を埋めた印象が強い。

 今季限りでロッベン、リベリー、フンメルスが退団したバイエルンは、まさに世代交代の真っ只中といえる。その中でブンデスリーガのタイトルを防衛できたのは、悪くない結果と言えるだろう。

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