ボルシア・ドルトムント加入が決まったマテオ・モリー【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは1日、バルセロナU-19からDFマテオ・モリーの獲得を発表した。契約期間は2024年まで。なお移籍金は発生しない。
サインを終えたモリーは「ボルシア・ドルトムントはファンタスティックなクラブだ。また多くの若手選手がプレーしているから自分自身も早く溶け込みチームを助けたい」と意気込みを語った。19歳のモリーはスペイン代表として2017年のU-17ヨーロッパ選手権優勝並びに同年に開催されたFIFA U-17ワールドカップ準優勝に貢献した。
ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は「マテオ・モリーは高い技術と才能を持った選手だ。我々はこの移籍を将来的なものと位置づけ、マテオが今後我々のクラブで成長する事を望んでいる」と語った。
昨季のドルトムントの右サイドバックは主にウカシュ・ピシュチェクとアクラフ・ハキミが務めていた。しかしピシュチェクは33歳という年齢もありパフォーマンスの低下が指摘され、ハキミに関してはレンタル元のレアル・マドリーへの復帰の可能性も報じられている。
ツォルクSDは将来への投資としてモリー獲得をしたと発言しているが、今後の成長次第でモリーが今季中にプロデビューする可能性も十分あるかもしれない。
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