チェルシーへの完全移籍が決まったマテオ・コバチッチ【写真:Getty Images】
チェルシーはレアル・マドリーからレンタル加入していたクロアチア代表MFマテオ・コバチッチを完全移籍で獲得した事を発表した。
チェルシーと5年契約を結ぶ事になったコバチッチは「このクラブに居心地の良さを感じている。ロンドンの街とプレミアリーグも好きだから完全移籍が決まってとても幸せだ」と心境を語った。
ディナモ・ザグレブやインテルでプレー経験を持つコバチッチは2015年にマドリーに移籍する。マドリーではチャンピオンズリーグ(CL)優勝を経験するも絶対的な地位を確立する事は出来ず、昨季はチェルシーに新天地を求めた。そのチェルシーでは公式戦51試合に出場しヨーロッパリーグ(EL)制覇に貢献するなど活躍を見せ晴れて完全移籍となった。
チェルシーでディレクターを務めるマリナ・グラノフスカイア氏は「彼はすでにクラブレベルでも国際レベルでも幅広い経験を持っていることから、今後5年間で彼がチェルシーで成功を収める事を確信しています」と語った。
なお、クラブから移籍金の発表はされていないが、1日付けの英紙『サン』ではチェルシーはマドリーに対し4000万ポンド(約55億円)を支払う事になると伝えている。
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