オザン・カバク【写真:Getty Images】
シュトゥットガルトに所属していた19歳のトルコ人DFオザン・カバクは、同じドイツのシャルケへ完全移籍することが決定した。30日に両クラブから発表が行われている。
シャルケはシュトゥットガルトとの契約に設定されていた1500万ユーロ(約18億3000万円)の契約破棄料を支払ったとみられている。契約期間は2024年6月までの5年間となることが発表されている。
カバクはガラタサライの下部組織から昨年7月にトップチームに昇格し、18歳でレギュラーポジションを確保。マンチェスター・ユナイテッドなど複数クラブからの関心が噂される中、今年1月にシュトゥットガルトへ移籍することになった。
シュトゥットガルトでも不動のレギュラーに定着し、ブンデスリーガで15試合に出場して3ゴールを記録。半年のみのプレーにもかかわらず、2018/19シーズンのブンデスリーガ・ベストルーキーに選出されていた。
シュトゥットガルトが2部に降格したこともあり、今夏の移籍市場でもミランやバイエルン・ミュンヘン、ローマ、ポルト、モナコなど多くのクラブが獲得に関心を示していると報じられていた。だが争奪戦を制したのはシャルケだった。
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