鹿島アントラーズ【写真:Getty Images for DAZN】
【鹿島アントラーズ 2-2 サンフレッチェ広島 J1第17節】
明治安田生命J1リーグ第17節の鹿島アントラーズ対サンフレッチェ広島戦が30日に行われ、2-2の引き分けに終わった。
鹿島と広島はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦でも対戦し、結果は1勝1敗となったがアウェイゴール数で上回った鹿島が準々決勝進出を決めた。そのACLの2試合に続いて両チームの対戦は3連戦となる。
先制ゴールは開始から1分も経たないうちにホームの鹿島に生まれる。エリア内のレオ・シルバからの落としを受けたレアンドロがシュートを放つと、DFに当たってコースを変えたボールがGKの逆を突いてネットに収まった。
だが広島も27分、右サイドからハイネルがゴール前に入れた低いクロスに柏好文が反応。ダイレクトで合わせてコースを変えたボールをゴール左隅に送り込み、試合を振り出しに戻した。
1-1で迎えた74分、FKからのこぼれ球をエリア手前で拾った小池裕太が鋭いミドルをゴール右に突き刺す。広島側はシュートコース上にいた町田浩樹のオフサイドを主張したが認められず、鹿島が2-1と勝ち越した。
ベルギーのシント=トロイデンからの期限付き移籍で加入し、この日がプロ初先発となった小池は見事な初ゴール。このまま試合を終えれば、鹿島はJリーグ最速でトップリーグ通算500勝を達成する勝利となるはずだった。
だが勝利を目前としたアディショナルタイムの94分、広島は野津田岳人からのパスを受けエリア中央でフリーとなった柏が鮮やかなボレーを突き刺して2-2。勝ち点1を分け合う結果となった。
【得点者】
1分 1-0 レアンドロ(鹿島)
27分 1-1 柏好文(広島)
74分 2-1 小池裕太(鹿島)
90+4分 2-2 柏好文(広島)
【了】