代表の大黒柱を信じる指揮官【写真:goal.com】
日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督が、GOALの編集長によるインタビューに応じてくれた。その中で、指揮官はミランで批判も浴びているMF本田圭佑の現状にも触れている。
ミランに加入した当初はインパクトを残した本田だが、トップ下ではなく2列目右サイドでの起用が続く現状において、思うように結果を残せていない。イタリアメディアからの批判の声も強まっているところだ。
だが、日本代表の大黒柱を知るイタリア人指揮官は、本田がこの苦境を乗り越えられると信じている。ザッケローニ監督は本田について、次のように話してくれた。
「私は今のミランの状況を知らない。自分がいた15年前のことは知っていたがね。それから変わっているんだ。クラブにとっても、チーム全体にとっても、ミランにとっては特殊なシーズンだ。彼らは監督も代えた。だから、この時期にあのチームに行った選手にとって、乗り越えるべき困難があるのは避けられないことだ」
「彼には良いクオリティーがあり、重要な選手で、真面目なプロフェッショナルだ。近いうちにこの困難を乗り越えられると思うし、そう願っている。その困難は、すべてが彼によるものではない。特殊な時期だからね」
ザッケローニ監督はほかにも、日本代表やイタリアについても話してくれました。GOAL編集長による単独インタビューは、近日中に詳細をお送りいたします。お楽しみに!