日本代表の久保建英【写真:田中伸弥】
レアル・マドリーのBチームにあたるレアル・マドリー・カスティージャに加入することが決定している日本代表MF久保建英は、プレシーズン期間中にトップチームに帯同することが見込まれるという。スペイン紙『マルカ』が30日付で伝えた。
J1のFC東京に所属していた久保は、今月14日にマドリーへの完全移籍が発表された。クラブのレジェンドであるラウール・ゴンサレス氏が率いる、セグンダB(3部相当)所属のカスティージャの選手として登録されることになる。
だがコパ・アメリカ2019(南米選手権)でのプレーでも評価を高めた久保は、マドリーで「トップチーム候補」の選手として期待されているようだ。ジネディーヌ・ジダン監督も、プレシーズン期間中に自ら久保のプレーを確認することを望んでいるとスペイン紙は伝えている。
日本代表がグループステージ敗退でコパ・アメリカを終えたあと、帰国した久保は29日にFC東京での退団セレモニーに臨んだ。今後は短い休養を経て、7月8日にマドリーに合流する予定だという。
マドリーのトップチームは7月9日から20日までカナダでのトレーニングキャンプを行うことを予定している。『マルカ』によればジダン監督はそのキャンプに久保も連れて行きたいと望んでいるとのことだ。
【了】