エクアドル対日本【写真:Getty Images】
コパ・アメリカ2019(南米選手権)グループリーグC組第3節のエクアドル代表対日本代表戦が現地時間24日に行われ、1-1のドローに終わった。両チームにとって決勝トーナメント進出を懸けた大一番となったが、現地ブラジルのファンからの関心は高くなかったようだ。
エクアドルと日本のどちらかが勝って決勝トーナメントに進んだとすれば、準々決勝では地元ブラジルと対戦する相手となるはずだった。だがブラジル『グローボエスポルチ』などが伝えたところによれば、この試合の観客数は今大会グループステージで最少となり、会場となったスタジアムの最少記録も更新したとのことだ。
エクアドル対日本戦の観客数は9729人。今大会のこれまでの試合では、グループA最終節のブラジルの試合の“裏”で行われたボリビア対ベネズエラ戦の1万1746人が最少観客数だった。
また有料入場者数はわずか2106人となり、これは会場となったベロオリゾンテのミネイロンで改修後に行われた試合での最少記録だという。ブラジルワールドカップに向け2013年に改修された同スタジアムでは、昨年のクルゼイロ対ビトーリア戦の2421人がこれまで最も少ない有料入場者数となっていた。
全体的に空席が目立つ観客席ではあったが、日本から観戦に訪れていたファンがいたことにもブラジルメディアは言及。また現地の学校から招待された子供たちも含め、観客は全体的に日本寄りで、日本の攻撃に歓声が上がっていたことも伝えている。
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