中島翔哉が先制点も追いつかれる

【日本 1-1 エクアドル コパ・アメリカ2019（南米選手権）グループC組第3節】

　コパ・アメリカ2019（南米選手権）グループC組第3節、日本代表対エクアドル代表の試合が現地時間24日に行われた。試合は1-1の引き分けに終わっている。

　初戦のチリ戦で0-4の大敗を喫した日本。続くウルグアイ戦は2-2の引き分けで終え、決勝トーナメント進出の可能性を残した。対するエクアドルは2連敗しているが、勝てばグループリーグ突破という状況で日本戦を迎えている。

　試合開始して15分、中島翔哉がDF裏に通したボールに岡崎慎司が走り込む。先にエクアドルのGKアレクサンデル・ドミンゲスが触って弾き出すが、再び中島がボールを拾ってシュートをゴールに突き刺した。しかし、一度はオフサイドの判定により取り消しに。それでも、VAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）によって判定が覆り、日本の先制点が認められる。

　23分にはミスからピンチを迎えるが、GK川島永嗣が防いで失点を免れた。しかし35分、こぼれ球をエクアドルのアンヘル・メナに押し込まれ同点に追いつかれてしまう。37分には久保がシュートを放つが、GKアレクサンデル・ドミンゲスに防がれて得点ならず。

　後半アディショナルタイムに久保がゴールネットを揺らすもオフサイド。結局、試合は1-1の引き分けに終わった。この結果、日本は3試合を終えて勝ち点2となりグループB組のパラグアイ代表と同勝ち点になった。しかし、得失点差-4の日本を上回る得失点差-1のパラグアイ代表が3位の中で成績上位のため、決勝トーナメント進出を決めている。

【得点者】
15分 1-0 中島（日本）
35分 1-1 メナ（エクアドル）

【了】