宇佐美貴史【写真:Getty Images】
J1のガンバ大阪は24日、ドイツのアウクスブルクに所属していた日本代表FW宇佐美貴史が完全移籍で加入することが決定したとして発表を行った。
現在27歳の宇佐美はG大阪の下部組織で育ち、2009年に17歳でトップチームにデビュー。ドイツのバイエルン・ミュンヘンとホッフェンハイムへのレンタル移籍を経て2013年に復帰し、チームの中心選手として活躍したあと、2016年にアウクスブルクへ完全移籍していた。
アウクスブルクでは十分な出場機会を得られず、2017/18シーズンにはドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフへ期限付き移籍。シーズン途中の1月に加入した原口元気とともにチームの2部優勝と1部昇格に貢献する働きをみせた。
昨夏にはアウクスブルクとの契約を2021年まで延長した上で、デュッセルドルフへ再レンタル。だがシーズン後半には出場機会が減少し、19試合出場1得点でシーズンを終えていた。G大阪には3年ぶりの復帰となる。
宇佐美の移籍はアウクスブルク側からも発表が行われた。移籍取引の詳細については非公開とした上で、「タカシのアウクスブルクへの貢献に感謝し、母国でのプロ選手としての彼の未来が成功に満ちたものとなることを願いたい」とマネジングディレクターのシュテファン・ロイター氏によるコメントを伝えている。
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