ダニエレ・デ・ロッシ【写真:Getty Images】
2018/19シーズン限りでローマを退団した元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシは、イタリア国内でプレーを続行することを決めたようだ。伊メディア『スカイ』が23日付で伝えた。
現在35歳のデ・ロッシは下部組織からローマ一筋のキャリアを過ごし、フランチェスコ・トッティ氏に続くクラブの象徴的存在となった。そのトッティ氏の引退後にはキャプテンも務めていたが、契約を延長せず退団することが今年5月に発表された。
今後の去就は未定だが、日本のヴィッセル神戸からオファーが届いたともイタリアで報じられていた。その後、MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルスFCと合意したとの報道もあり、アルゼンチンのボカ・ジュニオルスも獲得への関心を示していると噂されていた。
だが『スカイ』によれば、デ・ロッシは海外クラブからのオファーに応じることはなく、現役を引退してクラブ役員を務めることもないようだ。セリエAでのプレーを続けることを決意したとみられている。
すでにイタリア国内の2、3のクラブが獲得に向けた具体的な動きをみせており、デ・ロッシは今週バカンスから戻ったあと代理人とともにオファーについて検討するという。金銭面は重視せず、野心的なプロジェクトのあるクラブに加入することが希望だとされている。
【了】