フランツ・ベッケンバウアー氏【写真:Getty Images】
日本代表MF原口元気が所属するハノーファーで皇帝の孫がプロデビューを果たした。
来季ドイツ2部でプレーするハノーファーは、今月17日からキャンプを開始した。22日にはアマチュアクラブと今季最初のテストマッチを行い6-0で勝利を飾った。
この試合でバイエルン・ミュンヘンなどで活躍した元ドイツ代表DFフランツ・ベッケンバウアー氏の孫であるルカ・ベッケンバウアーが後半からピッチに入りプロとしての一歩を踏み出した。昨季ルカはハノーファーのU-19でキャプテンとしてプレーし今季からトップチームに昇格した。ポジションは祖父と同じDFだ。なおルカは現役時代にベッケンバウアー氏が主に着けていた背番号「5」ではなく「43」でプレーした。
フランツ・ベッケンバウアー氏はバイエルンで公式戦535試合に出場するなど同クラブのレジェンドだ。またドイツ代表でも活躍し1974年西ドイツワールドカップでは主将としてチームを優勝に導き、1990年イタリアワールドカップでは監督としても優勝を経験している。
果たして19歳のルカはそんな祖父のような偉大なプレーヤーに成長する事が出来るのだろうか。
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