ボルシア・ドルトムントへの移籍が決まっているマッツ・フンメルス【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントに復帰が決まったDFマッツ・フンメルスはマンチェスター・ユナイテッドからのオファーがあったようだ。23日付けの独メディア『ルール24』が報じている。
現地時間19日、ドルトムントはバイエルン・ミュンヘンからフンメルスの獲得を発表した。移籍金は発表されていないが、『ルール24』ではドルトムントはタイトルなどの獲得に応じ最大3800万ユーロ(約46億4000万円)をバイエルン側に支払う事になると伝えている。
同メディアはそんなフンメルスがユナイテッドからオファーを受けていたことを伝えている。ユナイテッドはフンメルスの現在の年俸1000万ユーロ(約12億2000万円)よりも多い1200万ユーロ(約14億4600万円)を提示したようだがフンメルス側は断った模様だ。
その理由としてチャンピオンズリーグ(CL)に出場したいフンメルスは同大会に出場出来ないユナイテッドをよりもドルトムントを選んだとされている。また今季プレミアリーグで優勝したマンチェスター・シティから勝ち点「32」離されたユナイテッドよりも、バイエルン・ミュンヘンに続き2位に終わったドルトムントの方がリーグ優勝を狙える確率が高いと判断したとも伝えられている。
ドルトムント史上最高の移籍金となった2016年MFアンドレ・シュールレの2900万ユーロ(当時約34億円)を大幅に上回った今回のフンメルスの移籍金。4季ぶりの古巣復帰が決まった30歳はどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。
【了】