ニューカッスルのラファエル・ベニテス監督【写真:Getty Images】
プレミアリーグのニューカッスルを率いるラファエル・ベニテス監督は、今月末の契約満了に伴い退任する見通しになったとみられている。英紙『デイリー・メール』などが伝えた。
過去にレアル・マドリーやリバプールなども率いたベニテス監督は2016年3月にニューカッスル監督に就任。2部へ降格したチームをプレミアリーグに復帰させ、2017/18シーズンには10位、2018/19シーズンには13位でシーズンを終えている。
現在の契約は6月30日で満了となる。クラブは契約延長に向けた交渉を続けてきたが、合意に至らなかったようだ。このまま退任を迎えることになると英メディアは報じている。
『デイリー・スター』によれば、ベニテス監督には中国スーパーリーグ(CSL)の大連一方から、現在の5倍となる年俸3000万ポンド(約41億円)という巨額のオファーが届いているという。だが『デイリー・メール』は、同監督はおそらくそのオファーに応じず、家族とともにイングランドで過ごしつつ今後の動きを待つとの見通しも伝えている。
ニューカッスルには昨季から日本代表FW武藤嘉紀も所属している。加入2年目の来季、武藤は新たな監督の指導を受けることになるのだろうか。
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