ベガルタ仙台【写真:Getty Images for DAZN】
ポーランド1部のシロンスク・ヴロツワフに所属する27歳の元ポーランド代表GKヤクブ・スウォヴィクが、J1のベガルタ仙台へ移籍する可能性が高くなっているという。ポーランド紙『プシェグロント・スポルトヴィ』が22日付で伝えた。
同紙によれば、スウォヴィクの移籍は決定には至っていないがほぼ確実な状況とのこと。同選手は土曜日に行われたクラブの練習試合の出場を急きょ取りやめており、移籍前に負傷のリスクを避けるためだったとみられている。
仙台には完全移籍することが見込まれており、契約は2021年末までの1年半プラス延長オプション1年間になるという。移籍金は100万ズウォティ(約2870万円)となり、今後スウォヴィクが他クラブへ移籍する場合の移籍金の15%もシロンスクに支払われる合意が交わされると伝えられている。
スウォヴィクは過去にポーランドのヤギエロニアやポゴニ・シュチェチンなどでプレーし、2017年からシロンスクに所属。2018/19シーズンにはレギュラーとしてポーランド1部で35試合に出場した。2013年にはポーランド代表としてルーマニア代表との親善試合にも出場。だがルーマニアが規定の人数を超える8人の選手交代を行ったため国際Aマッチの扱いとはならず、正式には代表キャップ数はゼロということになっている。
J1で現在15位に位置する仙台では、日本代表のGKシュミット・ダニエルが不動のレギュラーとして今季リーグ戦全試合でゴールを守っている。
【了】