バルセロナのブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョは、夏の移籍市場で他クラブへ移籍する可能性を示唆している。スペイン紙『マルカ』などが同選手のコメントを伝えた。

　コウチーニョは2018年1月にバルサのクラブ史上最高額となる移籍金でリバプールから加入。だがその金額と高い期待に見合うだけの活躍は見せられていないとして批判が強まり、プレミアリーグなどへの移籍の可能性も噂されてきた。

　コウチーニョ自身も、移籍の見通しをうかがわせる言葉を発した。ブラジル代表としてコパ・アメリカ2019（南米選手権）に出場中の同選手は、現地時間18日に行われたベネズエラ戦後のミックスゾーンで、「バルセロナで続けるかどうかは分からない」とコメントしている。

　コパ・アメリカでは初戦のボリビア戦で2ゴールを挙げるなどの活躍を見せているコウチーニョ。「未来のことは誰も分からない。今は代表でのプレーに集中している」と続け、クラブでの去就について深く立ち入ることは避けている。

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