菅原由勢【写真:Getty Images for DAZN】
J1リーグの名古屋グランパスが18日、チームに所属する18歳のU-20日本代表DF菅原由勢がオランダ・エールディビジのAZアルクマールへ移籍すると発表した。1年間のレンタル移籍となる。
名古屋の下部組織で育った菅原。2018シーズンにトップチームデビューを果たすと、J1リーグで13試合に出場した。今年に入ってU-20日本代表に招集されるようになり、5月から開催されたU-20ワールドカップにも参加している。
菅原は名古屋のオフィシャルサイトを通じて「このたび、AZアルクマールという歴史あるクラブに期限付き移籍することとなりました。アンダー世代ですがワールドカップという舞台を2度経験した際に”世界で闘いたい、活躍したい”という気持ちが芽生えました。今回お話をいただき、そのチャンスだと思いました。世界中の選手と真剣に闘うことの楽しさ、激しさ、厳しさは僕の中で常に刺激となるものでした。そして僕自身が選手として、人としての殻を破り、成長するには日本を出て世界に行かなければいけないと強く思いました。
僕は名古屋グランパスのアカデミー出身選手です。風間監督をはじめ7年間で多くの方々と出会いご指導いただき、本当にこの名古屋グランパス、グランパスアカデミーで育ていただき感謝しています。だからこそアカデミーの選手もここまで出来るぞ、ここまで来れるんだぞと、グランパスアカデミーの存在価値を示さなければいけませんし、僕にはその責務があります。そして世界一のファミリーの皆さん。シーズン途中にチームを離れるご報告になってしまい、申し訳ございません。また、このタイミングで今回のチャレンジを理解してくれたクラブにも感謝しています。
いつもどこからでも熱い声援を本当にありがとうございました。僕の夢はこのクラブでリーグ優勝をすること、日本一のクラブにすること、そしてこのクラブで引退することです。その為にもこのチャレンジを応援いただき見守ってください。僕は必ずグランパスにこの恩をお返ししたいと思います。僕はこのクラブを心から愛しています。しっかりとファミリーの皆さんにいい報告が出来るように頑張ります。行ってきます!!」とコメントしている。
【了】