フランチェスコ・トッティ氏【写真:Getty Images】
ローマのディレクターを務めていた同クラブのレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏が17日、クラブを離れることを発表した。
テクニカルディレクター就任も噂されていたトッティ氏は、この数日で退任の可能性が急浮上していた。そんな中、17日にイタリア・オリンピック委員会(CONI)で会見を開いたローマのレジェンドは、直前に辞表を送ったことを発表した。
そしてトッティ氏は「この日が訪れないことを願っていた。しかし来てしまった。それはひどいものだ。決断が正しかったと思っている。ローマのテクニカルチームで活動する機会は一切なかったんだ」とコメント。「1年目はそこにいたが、2年目は違った。私の意向は知りつつも、彼らは私がかかわることを望まず、あらゆることからしめ出した」と、決断の理由を語っている。
1989年にローマの下部組織に加入したトッティ氏は、長年ローマの主将として活躍。2年前に現役を引退してからクラブのディレクターになっていた。
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