マッツ・フンメルス【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンに所属するDFマッツ・フンメルスはボルシア・ドルトムントに復帰する可能性が高まっているようだ。16日付けの独誌『キッカー』が報じている。
フンメルスは2009年から2016年までプレーしていたドルトムントへの復帰を希望しているようで、ドルトムント側も前向きのようだ。さらに両者は2022年までの3年契約で合意していると伝えている。
またバイエルンも来季はリュカ・ヘルナンデス、バンジャマン・パバールといった若手選手にチャンスを与える方向で考えている事から、30歳のフンメルスを放出する準備がある模様だ。この様に、両クラブとも移籍には前向きだが、移籍金で折り合いがついていないようだ。
バイエルンはフンメルス獲得に際し3500万ユーロ(当時約42億5000万円)を支払ったが、ドルトムントは移籍して3年経過している事もあり多くは支払えないと主張している模様だ。なお16日付けの独紙『ビルト』では2000万ユーロ(約24億4000万円)で交渉していると伝えている。
ヌリ・シャヒンや香川真司、マリオ・ゲッツェなどドルトムントを離れ数年後に再びクラブに戻って来る選手がいたなかで、フンメルスも同じ道をたどる事になるのだろうか。
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