フランチェスコ・トッティ氏【写真:Getty Images】
ローマのレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏が、クラブを離れることになりそうだ。15日、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。
2017年に現役を引退したトッティ氏はその後、ローマのディレクターを務めてきた。しかし、1989年から過ごしてきたクラブを去るときがきたようだ。
トッティ氏はローマのテクニカルディレクター就任も噂されていたが、実際には簡単な立場ではなかったと言われている。ディレクターという立場だったものの、監督交代を決断する会議などから外され、グイド・フィエンガCEOはクラブの意思決定からトッティ氏を除外していたようだ。
こういったことでフロントとの関係が悪化していたトッティ氏は13日、自身のSNSで「私の考えがもうすぐ分かる」と意味深ツイート。ローマ退団の可能性に現実味が出ていたところだ。
その後、ローマはトッティ氏と話し合いの場を持ったが、その考えは変わらなかった模様。『ガゼッタ』などによると、トッティ氏は17日に会見を行う予定で、その席で決断を公にする見通しとなっている。
主将を務めていたMFダニエレ・デ・ロッシが2018/19シーズンでチームを去ったローマ。前主将のトッティ氏もいなくなれば、周囲に与える影響は小さくなさそうだ。
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