エスパニョールのマリオ・エルモソ【写真:Getty Images】
エスパニョールに所属するスペイン代表DFマリオ・エルモソは、アトレティコ・マドリーへ移籍する可能性が高くなっているようだ。スペイン紙『アス』などが伝えている。
現在23歳のエルモソは10歳からレアル・マドリーの下部組織に所属。Bチームにあたるレアル・マドリー・カスティージャでプレーしたあと、2017年にエスパニョールへ完全移籍した。エスパニョールではレギュラーとして活躍し、昨年11月にはスペイン代表デビューも飾っている。
マドリーはエルモソをエスパニョールへ放出する際に、750万ユーロ(約9億1500万円)での買い戻しオプションを設定していたと報じられている。一方、エルモソがエスパニョールから他クラブへ移籍する場合には移籍金の50%を受け取ることができるという合意も交わしていたようだ。
だがマドリーはエルモソに対し、買い戻しオプションを行使しないことを伝えたようだ。エルモソは残り1年となったエスパニョールとの契約を延長することを拒否し、今夏に他クラブへ移籍することが濃厚になっており、マドリーも移籍金50%を受け取ることをを選んだとみられている。
その移籍先はアトレティコになる可能性が高いという。スペイン『カデナ・セール』は2クラブおよび本人の間で移籍が全面合意に達したと伝えている。エスパニョールとの契約には4000万ユーロ(約48億8000万円)の契約解除金が設定されているが、アトレティコはそれを下回る金額での合意を望んでいるようだ。
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