アヤックスのマタイス・デリフト【写真:Getty Images】
フランス紙『レキップ』は2018/19シーズンに活躍した20歳以下(1999年以降生まれ)の選手「トップ50」を選出し、14日付で発表を行った。1位にはアヤックスのオランダ代表DFマタイス・デリフトが選ばれている。
デリフトは19歳にして名門アヤックスのキャプテンを務め、チームのエールディビジ優勝やチャンピオンズリーグ準決勝進出などの好成績に大きく貢献。夏の移籍市場でも最も注目を集めている選手の一人であり、バルセロナやパリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッドなどからの関心が噂されている。
2位はボルシア・ドルトムントのイングランド代表FWジェイドン・サンチョ。ブンデスリーガで12ゴール14アシストを記録するなどの活躍をみせ、チームが最終節まで優勝を争う原動力の一人となった。
3位にはレバークーゼンのドイツ代表MFカイ・ハフェルツが続いた。4位以下はジョアン・フェリックス(ベンフィカ)、ジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン)、ニコロ・ザニオロ(ローマ)、モイーズ・キーン(ユベントス)、ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)、デクラン・ライス(ウェスト・ハム)、イブラヒマ・コナテ(RBライプツィヒ)と続いている。
トップ50に選ばれた選手たちの国籍の内訳はフランスが最多の10人となり、イングランドが8人で続く。伝統的に多くの優秀な若手選手を輩出してきたブラジルとアルゼンチンはそれぞれ2人と1人のみであり、「谷間の世代」と仏紙は述べている。一方、アジアからはトップ50に一人も選ばれなかった。
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