ラウール・ゴンサレス氏【写真:Getty Images】
スペインサッカー連盟(RFEF)は14日、UEFAプロライセンス取得に向けた監督講座の全課程が終了したことを発表した。ラウール・ゴンサレス氏やシャビ・エルナンデス氏などが監督資格を取得することになる。
UEFAプロライセンスは最高レベルの監督資格であり、プロの1部リーグを含めた全てのカテゴリのチームで指導が可能となる。RFEFの今回の講座はかつてスペインで活躍した多くの名選手たちが受講していた。
講座を修了したのはラウール氏、シャビ氏のほか、シャビ・アロンソ氏、ビクトール・バルデス氏、ジョアン・カプデビラ氏などの元スペイン代表選手たち。またアルゼンチンのエステバン・カンビアッソ氏、ブラジルのジュリオ・バチスタ氏なども参加者に名を連ねていた。
これまでレアル・マドリーのU-15チームやU-18チームを指導していたラウール氏は、来季からマドリーのBチームにあたるレアル・マドリー・カスティージャを率いることが確実視されている。14日に加入が発表された日本代表MF久保建英も指導を受けることになりそうだ。
カタールのアル・サッドで5月に現役を引退したシャビ氏は、そのアル・サッドの監督に就任することが発表されている。スペインメディアでは、将来的には古巣バルセロナの監督を目指すことになると予想されている。
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