活気あふれる街にそびえる日本最古のサッカー専用スタジアム
さいたま市大宮区にあるNACK5スタジアム大宮で行われたJ1第4節・大宮アルディージャ対ベガルタ仙台を観た。
JR大宮駅は、新宿駅から埼京線でも湘南新宿ラインでも約30分で到着出来るため、都内からでも非常に行きやすい場所である。
タイミングが良かった湘南新宿ラインに乗って、午後1時に大宮駅で下車。駅構内にはアパレルショップやレストランもあって多くの人で賑わっており、非常に活気のある街だ。大宮には中学生の頃から何度も訪れているが、来る度に人が増えているような印象を受ける。
駅東口を出ると、商店街のレイアウトがオレンジに彩られており、スタジアムまでの徒歩20分という距離も迷うことなく進むことが出来る。さらに、その商店街には古着屋や美容院が立ち並び、若い人々が多く歩いている。
特に、古着屋が充実しており、ふらっと立ち寄りたくなるような良い雰囲気を醸し出している店が多い。そんな街並みを横目に歩けば、徒歩20分という距離は全く長さを感じないものだ。
オレンジロードを抜けると、氷川神社を通ることになる。この“神社を通る”という所が、日本最古のサッカー専用スタジアムの趣を一層引き立たせているではないか!
スタジアムに入りスタンドへ出ると、やはり感じるのはピッチの近さ。青空のもと、緑が映えるピッチは間近で観ると実に美しい。試合前には様々なイベントが行われているが、大型スクリーンを見ずに直接見ても出演者の表情までしっかりと確認出来る。
キックオフまでの時間を記者席で過ごしていると、隣り合わせた英国人記者が「このスタジアムは本当に雰囲気がいい」と語っていた。さらに「陸上トラックは絶対にいらない。ここと三ツ沢、日立台なんかはサッカーを観に来たと実感出来るね」と話していた。