上田綺世【写真:Getty Images】
コパ・アメリカ2019に参戦する日本代表は現地時間13日、開催地ブラジルでの初練習を行った。練習後、日本代表に初招集された20歳の上田綺世が取材に答えている。
大学生でA代表に招集された感想について聞かれると「ここまでこれたかという達成感と、あとは自分をさらに大きくする、一番大きいチャンスがきたなという感触がありました」と語った。現状ではプロで試合に出ていない中で、いきなり南米のトップの中に飛び込んでいくのは怖さとかもあると思うが「もちろん怖い部分もあるし、自分がどこまでできるかというのはわからない。いつもやっているレベルとは比べ物にならないくらい高い中で、逆にそんなチャンスないなって。自分がどこまでできるのか、いつもわからない状況で探り探り上のレベルで戦っている中で、世界の一番高いレベルで(自分を)試せるというのは、自分がどこまでの選手なのかという現在地をはっきりさせる大会に出来ると思いますし、それをしてくる義務もあるし、それを必ず成し遂げて帰りたいなと思います」と、意気込みを語っている。
今シーズンは関東大学1部で8試合3得点。アミノバイタルカップでは点を取っている。現在の自分の調子については「別に悪いとかいいとかじゃなくて、その試合、その試合で点が取れるか取れないかというところで僕は戦っているので。現状は8試合中3試合しか点を取れていないとか、別にそういう風に言われても僕は何も思わない。この次の試合で点を取れるかどうかがすごく重要だと思う。今まで、今シーズンがどうとかいうよりは、次の試合で自分がどういうパフォーマンスができるのかというのに重点を置いてやっていきたいなと思います」と話し、次の試合で点を取れるかどうかがすごく重要だと強調した。
(取材:舩木渉、文・構成:編集部)
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