レアル・ソシエダへ移籍が決まったアレクサンダー・イサク【写真:Getty Images】
スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間12日、ボルシア・ドルトムントからスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサクを獲得したと発表した。
なお契約期間などの詳細については公開されていないが、独誌『キッカー』ではイサクは2024年6月30日までの契約を結び、ソシエダはドルトムントに対し800万ユーロ(約10億円)の移籍金を支払う事になると報じている。
“イブラヒモビッチ2世”とも呼ばれるイサクは17歳で代表デビューを飾り、スウェーデン史上最年少ゴールを記録するなど将来を嘱望されてきた選手だ。
19歳となった今季のイサクはドルトムントで出番をもらえず冬の移籍市場でオランダ1部ウィレムIIにレンタル移籍をする。ここでコンスタントに出場機会を得ると16試合に出場し13得点7アシストと目覚ましい活躍を見せた。
なおドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は12日に行われた会見で「我々はアレックス・イサクのスペインでの大きな成功を願うと同時に彼のパフォーマンスを注視していく」と語っており、契約には買戻しオプションが付いている事を示唆した。
今季オランダの地でブレークしたイサクが新天地スペインでどんな活躍を見せてくれるのだろうか。
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