冨安健洋【写真:Getty Images】
キリンチャレンジカップ2019、日本代表対エルサバルドル代表が9日に行われた。試合はホームの日本代表が2-0で勝利を収めた。DF冨安健洋はコパ・アメリカへの意気込みを語っている。
5日のトリニダード・トバゴ戦に続きフル出場を果たした冨安はFW永井謙佑の先制点に繋がるパスの場面について「そこを見るっていうのは大事なことだと思いますし、出してからは永井さんの個人技で点につなげてくれましたけど、そこは見るっていうところは継続していきたいなと思ってます」と話した。
14日からはブラジルでコパ・アメリカが開催される。同大会に参加する日本の初戦は18日、前回王者のチリ代表だ。
「やっぱり個の力はあると思いますし、そこにいかにして戦うのか。1対1もそうですけど、いかにグループで守るのか。1対1で負けたくないって思いもありますし、成長できる場だとは思うので、どんどんチャレンジしたいなと思います」と冨安は意気込みを語る。
今回の親善試合で試みた3バックをコパ・アメリカでどうやって発展させていくかとの問いに対し冨安は「メンバーもガラッと変わるんで簡単に比べられるわけではないと思います」と前置きしたうえで「それぞれの特徴もあるし、そこに合わせていく、みんなでコミュニケーション取ってやっていくっていうのが大事になっていくと思います」と選手同士の連携の重要性を説いた。
「自分にとってもチームにとってもいい環境だと思うんで、いい時間を過ごしていきたいなと思います」と話す冨安は南米の強豪が集まる大会をチームだけでなく、自らの成長の場とも捉えているようだ。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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