ティエムエ・バカヨコ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのチェルシーからイタリア・セリエAのミランに期限付き移籍中のティエムエ・バカヨコは、チェルシーへ復帰となりそうだ。英メディア『デイリー・メール』などが現地時間の8日に報じた。
バカヨコは2017年にモナコからチェルシーへ移籍。だがその後、出場機会に恵まれず。2018年8月にミランへ買取オプション付きの期限付き移籍が決まった。今季の公式戦では42試合に出場し1得点1アシストを記録。だが、ミラン側は来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を逃したため、バカヨコの買取オプションを行使しない意向であるという。
また、チェルシーは国際サッカー連盟(FIFA)の規律委員会から18歳未満の選手の国際移籍に関する規定に違反したとして、今後2回の移籍市場において補強禁止処分が下されている。補強ができないチェルシーにとってはレンタルバックで選手を確保したいところ。
さらに、バカヨコの兄弟で代理人を務めるアブドゥライ・バカヨコ氏はフランス『レキップ』のインタビューで「いくつかのクラブから興味を抱かれている。ビッグクラブも彼を必要としているようだ。だが、優先はチェルシーだよ。ティエムエはチェルシーに残留することを選んだ」と話し、バカヨコ本人もチェルシー復帰を決断したようだ。
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